ビジネスマナーという言葉を聞くと、仕事の場面でのみ気をつけるマナーという印象を受けます。しかし実際にはそうではありません。むしろ日常の様々な基本的な過ごし方や身だしなみこそが、そのままビジネスマナーのよしあしに繋がるのです。例えば、挨拶や言葉遣いひとつとっても、なにもビジネスシーンだけに当てはまるしたものではありませんよね。日常の中でそれらをきちんと気をつけていれば、なにもビジネスの時に限って用いようとする必要もないわけです。
また、文章を書く場合も同じでしょう。もちろん、専門用語を駆使した書類を作成する場合や、取引先に商談などのメールを送る場合などは、ビジネスマナーをふまえた言葉遣いや文章が求められます。ですから、これらは日常生活の言葉遣いとは別に、あらためて覚えていく必要があります。
しかし、例えば仕事で面倒を見てもらっている上司宛に年賀状を送る場合などは、まず文字がきれいに書かれているかどうかが印象を左右します。いくら言葉遣いがきちんとしていても、字が汚ければ途端に印象が悪くなってしまうでしょう。特別に上手な字である必要はないのですが、丁寧に形を整えて書く程度のことは心がけたいものです。いざというときに困らないためにも、日頃からきちんとした日本語で文字を書くように努力することが大事だと思います。
ビジネスマナーは日常の中にこそ、その基礎があります。日々を中途半端に過ごしている人が付け焼刃のマナーを覚えたとしても、必ずどこかにしわ寄せがきます。とはいえ、無理をして堅苦しい日常を過ごす必要はありません。ただ、例えば家にお客を招いた場合などに、お客が帰る前に靴をきれいに並べ直してあげたり、挨拶する際は丁寧にお辞儀をしたりすることで、誠意を見せるといいでしょう。こういった事を日常で心がけておくだけでも、ビジネスの現場でもごく自然に丁寧で礼儀正しい応対ができるようになると思います。
ビジネスマナーを自分のものにしよう





