めでたいこと(慶事)の場合は、日時が決まっていることが多いのですが、不幸なこと(弔事)の場合は、突然です。結婚式など前から決まっている慶事と重なった場合はもちろん弔事を優先させるようにしましょう。
会社の関係者の家族に不幸があった場合、会社から通夜や告別式の日時や場所について連絡があります。直属の上司の場合は通夜や告別式の手伝いをするのが常識です。同僚の家族の場合は、個人的な参加になりますが、手伝いを引き受けるなど、率先して出るようにしましょう。
取引先に不幸があった場合には、上司に報告した上で、その指示に従うこと。ふつう社員が関わるのは通夜と告別式です。
通夜
通夜は、遺族たちが最後の別れをする儀式です。本来、身内や親しい人たちが集まって故人を偲ぶものだが、忙しいビジネスマンの場合、昼間の告別式に参列する時間がとれないことも多いので、通夜に参列する傾向があるようです。通夜の場合は、突然の知らせを受けて会社から直行、というケースが多いので、喪服を着なくても大丈夫です。ただ、常に会社に黒ネクタイや喪章などを用意しておきましょう。告別式に参列できない場合は通夜に香典等を渡すようにしましょう。
告別式
通常、葬儀と告別式は続けて行われます。葬儀は通夜と同様、遺族・親族や故人と親しい人が参列するもので、あまり親交のなかったビジネスマンの場合は、告別式に参列するのが一般的です。服装は黒、なければ濃紺のスーツに、ネクタイ、靴下、靴は黒を。女性の場合は襟の詰まった黒のワンピースかスーツに、バッグ、ストッキング、靴も黒が決まりです。告別式に出たら、出棺まで見送るのが礼儀です。
弔電を打つ場合
弔電は、告別式までに弔問に出られない場合に打つと言われています。目安としては、遅くとも葬儀の日の朝までには着くように送ります。弔電の文例がありますが、そのままの引用は避け、故人の名前や前後に文を加えるなどして、心を込めたものにしましょう。そして故人との関係がわかるように、最後に必ず社名や名前を入れましょう。
弔事の受付
弔事の受付は、弔問者の住所・氏名・香典の額を記帳、供花や弔電の整理など受付の役目は多いです。香典を受け取ったらすぐに開封して金額を確認しましょう。これは決して失礼ではありません。表記額と中身が合わないことや、中身の入っていない場合も多く、お互いが気まずい思いをすることになるからなのです。
弔電は進行係に、香典は会計に回します。会計もするときは、香典帳をつくりきちんと計算します。必要な出費があったら、領収書をもらい、何に使ったのかを控えておきます。わからないことや困ったことがあったら、自分で判断せず必ず葬儀を取り仕切る人の指示を仰ぐようにしましょう。
線香の上げ方
・喪主、親族等に一礼して祭壇前に進む。
・座布団の前に座り(香典を右に置いてから)、霊前に一礼する。
・両手をついて席ににじり出る。(香典の表書きを自分の方に向けてから供える。)
・線香を一本取り、ろうそくから火をつける。
・線香に火がついたら、左手で静かに仰いで消す。息を吹きかけないこと。
・香炉に線香を立てる。
・合掌して一礼した後、両手をついたまま、静かに下がる。
告別式以外の弔問や、時間にゆとりのある通夜の時には線香をあげる。
座礼焼香
・礼をして立ち、僧侶と家族に一礼。
・焼香台の座布団の前に座り、深く一礼。両手をついて席ににじり出る。
・抹香は右手の親指、人差し指、中指でつまみ、ひたいに香を捧げ、香炉にくべる。
・一度または三度度焼香をしたら合掌。
・顔をあげて霊前に一礼し、数歩下がって僧侶と遺族に一礼し、席に戻る。
立礼焼香
・一歩前に出て、僧侶と家族に一礼。
・焼香台の前に立ち、霊前に一礼。手前まで進んで合掌。
・抹香は目の高さまで捧げ、香炉にくべる
・合掌後、数歩下がって向きを変え、戻る。
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